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スコット(仮庵の祭)

 大贖罪日の5日後、今日の夕方からスコットが始まる。
 これはユダヤ教の3大祭の一つで、その昔モーセに率いられた民がエジプトを出て約束の地に向かって荒野で40年間流浪し、その間スカー(仮庵の単数、スコットは複数形)に過ごしたことを記憶するお祭。7日間続き最初の2日が祝日で残りの5日は半日半休となる。

 このお祭の間は各家の庭やベランダにスカーを建て、特に信仰の厚い人々はそこで食し寝泊りをする。スカーは基本的に粗末で、屋根はナツメヤシの枝を用い、その間から夜空を見て楽しむ。ちょうど時期的にも日本の「仲秋の名月」と重なる。

 ユダヤ教では来客は祝福の象徴なので、普段からもてなしをするが、特にこのスコットの来客は特別なもてなしを受け喜ばれる。
 参考までに、スコットを題材にした「ウシュピズィン(客)」というイスラエル映画があるが、スコットの様子や宗教家の住宅地の様子などを見ることが出来るので、興味のある方はお勧め。ただしすべてへブライ語(一部イーディッシュ)。

 毎年このお祭が終わる頃に乾季も終わり雨季に入り、「ヨレー」または「モレー」と呼ばれる最初の雨が降る。
スコットは雨乞いの祭でもある。この雨季にどれだけ雨が降るかで乾季の水が確保されるので、イスラエルにとってはスコットの祈りは死活問題でもある。と言っても、お祭自体は決して深刻でなく本当に楽しいお祭で、イスラエル各地でも様々なイベントが催され、イスラエルの人々はすでに恵の雨が降ることを確信して喜んでいるようだ。

 このブログに「イスラエルのツボ」というサイトをリンクしているので是非ご覧いただきたい。イスラエルでお祭を迎える雰囲気が現地から直に伝わってくる。
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ヨハナン

Author:ヨハナン
「イスラエルの風」へようこそ
ヘブライ語教室マアヤン・リナーの講師、児玉直純です。
福岡で、おそらく九州で唯一のヘブライ語教室です。また翻訳・通訳をしています。
http://www1.bbiq.jp/maayan-rinnah/index.html

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