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イスラエル民族の精神性

 昨日イスラエル国防軍のラジオ局で興味深い記事を見つけた。それは15年前シャロン首相が、政治とは無関係に見える音楽についてインタビューに答えているのを再現したものだ。
 シャロン首相といえば25年間軍一筋の道を歩み、政界に入ってからはリクード党結成に奔走した超強硬派というイメージの人だ。ところが実は非常に芸術家肌で、趣味はクラシック音楽の鑑賞だという。時には自宅にオーケストラの団員を招いて音楽会を開いたりするほど。
 音楽を好きになったのは父親の影響だそうだ。父親はクファル・マラルというテルアビブ近郊の村で農場を営んでいた。時代はイスラエル建国前で開拓途上だった。1日中汗水流しての重労働を終えた後、首相の父親は村にあったぼろ小屋に入りバイオリンを奏でていたという。初めは一人で弾いていたが、そのうちに何人もの人が集まってきて一緒に音楽を奏でながら皆で明日への希望を膨らましていた。
 実はこのような逸話は数多く残されており、建国前の初期のキブツ(集団共同村)では、昼間は腰まで泥沼につかって労働をし、夜は皆でイスラエルのフォークダンスを朝まで踊り明かし、また労働に出て行ったという(日本で知られるマイムマイムもそのダンスの一つ)。
 シャロン首相は、そのインタビューの中で「当時物質的には貧しい時代で何も無かったが、文化的精神的な富は非常に豊かだった」と述べている。その精神的影響を受けたシャロン首相は子供時代は夜中は村の見張りをしながら昼間は学校に通って勉強し、後にはへブライ大学の法学部を卒業し首相にまで上り詰めた。
イスラエル民族を突き動かすエネルギーはものすごい。何とかその秘密にあやかりたいものだ。
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ヨハナン

Author:ヨハナン
「イスラエルの風」へようこそ
ヘブライ語教室マアヤン・リナーの講師、児玉直純です。
福岡で、おそらく九州で唯一のヘブライ語教室です。また翻訳・通訳をしています。
http://www1.bbiq.jp/maayan-rinnah/index.html

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