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おいしいフムスの作り方

 今日はフムスという中東の伝統料理の作り方を紹介。フムスとはヒヨコマメに味を加えてベースト状にした料理。時間がかかるので結構面倒な気もするが、実際に作ってみるとそうでもない。隠し味を工夫するときっと「アフラ・フムス(最高のフムス)」を作ることができるだろう。

1.ヒヨコマメをよく洗う。

2.半日水に浸す。夏は冷蔵庫で。冬は常温でオーケー。ボールのそこにアラ塩を少々入れておく。

3.水をかえて更に数時間浸す。

4.水が透明になるまでヒヨコマメを洗う。

5.鍋に水をヒヨコマメの上5cmくらいになるまで入れ、その上にニンニクを3~5コと玉ねぎを入れて煮る。他の野菜を入れてもいい。これが各家庭の隠し味となる。我が家ではセロリを入れる。お湯が沸騰したら火を小さくしてそのまま数時間ほど煮込む。(重曹を入れる場合は30分~1時間半)。

6.煮込んでいる間、灰汁やマメの皮をとる。マメについて取れない皮はマメを出して水で洗いながら丁寧にむく。

7.ヒヨコマメが簡単に指でつぶれるやわらかさになったら、火を止め、残ったマメの皮を全て取り除く。そのまま冷やし、更に冷蔵庫で数時間ねかす。

8.水を多少残して捨てる。にんにく以外の野菜も捨てる。にんにくとヒヨコマメを残った水と一緒にフードプロセッサーに2分ほどかける。ねばり気が強いようだったら、更に煮汁を加えてフードプロセッサーにかける(ヒヨコマメは盛り付け用に少し残しておく)。

9.練りゴマや、塩やレモン、クミンを少しずつ入れながら、更に2分弱めでフードプロフェッサーにかける。必ず少しずつ混ぜる。

10.お皿に盛り付け、オリーブ油、クミン、パプリカなど、好みの調味料をのせる。

11.できたフムスは直ぐに食べるか、または冷蔵庫で保存すること。

humus.jpg
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聖書時代から引き継がれている習慣

 旧約聖書、創世記の終盤にはヤコブがエジプトの地で息をひきとる場面がある。自分の死期が近づいたヤコブは、その子ヨセフを呼んで「私が死んだらエジプトから運び出して先祖達の墓に葬るように」と命じ誓わせている。そしてヨセフもまた同様にイスラエルの子らに誓わせている。
 そして創世記の記述通り彼らは現在イスラエルの地に葬られている。
 
 今でもこの記述通りに、外国で亡くなった遺体をイスラエルの地に運んで埋葬するユダヤ人たちがいる。主にモロッコ系のユダヤ人だ。なかには、すでにモロッコで埋葬されて後数十年たってからイスラエルまで遺体を移送する人々もいる。
 モロッコのユダヤ人は非常に熱心なシオニストが多く、以前は26万5千人のユダヤ人が住んでいたが、1948年のイスラエル建国以後その多くがイスラエルの地に帰還して、今は3500人しか残っていない。
 感動的なのは、イスラエルで生まれ育った孫の世代が、「祖父母が父に約束したことを果たしたい」と言って、一度も会ったことのない祖父母の遺体をモロッコから移送してイスラエルで埋葬しなおすという。
 遺体の移送は非常に煩雑で長い手続きを経なければならず、時には数ヶ月もかかるとのこと。
 モロッコにある祖父母の墓を探し出すだけでも一苦労。いろいろなエージェントに依頼し、いろいろなお金を払い、お墓が見つかったら遺体をお墓から出して、埋葬布にくるむ儀式と新たな野辺送り。
 
 モロッコはイスラム教国ではあるが宗教的にも寛大で、ユダヤ人遺体の移送には協力的。ただイスラエルと国交はないので、移送はフランスを経由しなければならない。
 遺体がイスラエルに着いたら、改めて葬儀をする。しかしその葬儀は決して悲しみの葬儀でなく、イスラエルの地に帰ってきた喜びの葬儀となるという。遺体の子孫たちは話しを聞いていただけの存在に実際に会って、自己紹介をし、自分達の父祖とイスラエルの地で一つになる喜びで一杯になる。

 縦の関係が薄れている日本では理解しがたい感情だと思うが、私も留学時代イスラエルの地に帰還してきたユダヤ人が初めて踏む土地に口づけをして、父祖達の地に帰ってこれた感謝を捧げる姿を見たとき心が震える感動を覚えた。
 聖書に書かれてある事柄を追体験し続けているユダヤの国イスラエルの強さの秘密はここにもあるように思う。

土日がイスラエルの休日に?

 現在世界で多数の国々は土日を休日としている。しかしイスラエルではユダヤ教がもともと金曜日の夕方から土曜日の夕方を休日としているため、休日は金曜日と土曜日となっている。金曜日を半休としている会社や店もある。一部を除き金曜日の午後からは公共バスも走らない。その代わり日曜日が、日本の月曜日のように週明けとして活動が開始される。
 
 ところがイスラエルでは現在、休日を世界の常識に合わせようと、金曜日は昼までの労働そして土日を完全休日とするという案が出され、ネタニヤフ首相は「日曜日を休日とする調査委員会」の立ち上げを命じた。これが実現すれば、イスラエルは週休二日半になるという。推進者達の声によると、「休日を世界レベルに合わせることで、多大な経済効果が期待できる。また商業施設やイスラエルで人気のサッカーの試合などは日曜日に開かれ、その分土曜日のシャバットを守る人も増える」とのこと。

 世俗的なイスラエル人一般にはおおむね受け入れられているようだ。しかし宗教家の人々は別。宗教政党のシャスは「反対」を表明している。
 ユダヤ教では土曜日はただの休日ではなく、聖なる日として特別な時を過ごす。土曜日の夕方に聖日から普段の日に変わるハブダラー(分離)という儀式を行い、聖なる時と俗なる時をはっきりと区別している。長い間シャバットを守り続けてきたユダヤ教徒たちが、土曜日と日曜日を「休日」として同列に扱うことに反発を感じるのはとても理解できる。

 個人的にはユダヤの宗教・伝統を大事にしたいと思っているので、「長い休日案」には首をかしげているところだ。また「日曜日は平日」が当たり前だったイスラエルを経験している私の個人的心情としても、イスラエルがイスラエルらしくなくなるような気がして寂しい思いがする。
プロフィール

ヨハナン

Author:ヨハナン
「イスラエルの風」へようこそ
ヘブライ語教室マアヤン・リナーの講師、児玉直純です。
福岡で、おそらく九州で唯一のヘブライ語教室です。また翻訳・通訳をしています。
http://www1.bbiq.jp/maayan-rinnah/index.html

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