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カナ村の空爆

 子供達を含む60名の人が亡くなった今回の事件は本当に心が痛む。傷ついた子供達の映像が報道されていたが、見るのは耐え難く、たまらない思いがした。このようなことは2度と起こらないようにと祈るばかりだ。

 しかし、世界中がこの事件をもって短絡的にイスラエルを非難しているが、はたして世界中の誰にイスラエルを非難する権利があるのだろうか?
 長年テロを放置してきた国連はイスラエルに対して「議長声明」なるものを仰々しく発表しているが、レバノンに国連軍を駐留させている間、一体何をしてきたのか?テロ対策に関してはイスラエルを危険にさらし続けてきたではないか。
(地雷撤去など賞賛に値することも行ってきたことも記しておく)

 さて今回の事件で「避難村の避難民」と大きく報道されているが、イスラエル国防軍の発表によると、この村から150発ものミサイルが発射されているとのこと。
 以下のサイトではその発射に関して映像が放映されている。

http://www.nfc.co.il/archive/001-D-106955-00.html?tag=1-48-15

http://www.nrg.co.il/online/1/ART1/456/865.html


 内容は、攻撃2日前、空からの映像で、ヒズボラがカナ村の近くからカチューシャ砲を続けて発射し、その後装備車両が村のアジトに戻っていく、国防軍はこのような映像を多数保有している、というもの。

 また、攻撃時間と建物崩壊の時間に数時間の開きがあったり、とまだ実態を調査しなければならないことは数多くある。
 事実はその後明るみに出るだろう。

 そもそも、なぜ「避難村」からテロリスト達がロケットを発射するのだろうか?
 彼らが住民達を盾にとり、被害が出たら非難の目をイスラエルに向ける、というのが彼らの常套手段だ。彼らテロリスト達は、自分達の目的のためには、たとえ同胞であろうと民間人の命などなんとも思っていない人種である。

 イスラエルに攻撃を止めろという声があるが、ではその後にテロによる被害が出たらどうすると言うのか?無責任な口出しは止めたほうが良い。
 非難されるべきはテロリスト達であって、イスラエルではない。
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イスラエルの苦しみと日本の苦しみ

 ここ数日イスラエルに関する日本の報道に腹が立って仕方がない。
 今日は粗暴で下品な言葉を綴りますがお許しください。

 今朝も案の定イスラエル側の攻撃ばかりが報道され、被害については「10か所以上を攻撃され」だけ。おいおい「数十か所」の間違いだろう。負傷者は続出、亡くなった方もおり、イスラエル第三の都市ハイファにもミサイルが落ちている。その他兵士も数名犠牲になっている。

 更に頭にきたのは民主党の管代表代行の小泉首相への批判発言。
 「自分の家に火事が起きようかという危ない時に、遠い他人の家で火消しの手伝いをする資格があるのか」
...あきれて開いた口がふさがらなかった。同じレベルで話すな、メレフ・ハメトゥムタミーム!!
 あなた達政治家が北朝鮮の問題に何もしてこなかったことを裏付ける発言をしてどうするんだ?イスラエルは建国以前からずーっと、管さんの言う「火事」に苦しみ続けているんですよ。管さんのように護衛が付いて、のほほーんと平和ボケしている人には分からないだろうが。

 つい先日福岡で世界政治学会が開催され、イスラエルからの専門家も数名参加した。共に食事をする機会があり、楽しい一時を過ごしたが、時々彼らの口から非常に鋭い発言が飛び出た。その中の一こま。
 イスラエル人:「日本人は皆10~20は若く見えるわ」
 私:「多分軍隊経験がないのが一つの理由かも」
 イスラエル人:「それに日本には私達のような苦しみがないものね。もしかして北朝鮮のミサイルが苦しみだって言うの?」
 私:「・・・」

エンテベ作戦の映画について

 エンテベ作戦は事件後間もなく3つの映画になった。
 2つは事件同年の76年、アメリカで製作された。もう一つは77年イスラエル製作のもの。
 
 1:特攻サンダーボルト救出作戦
監督:アーヴィン・カーシュナー
出演:ピーター・フィンチ、マーティン・バルサム、チャールズ・ブロンソン
 当時邦題は「エンテベ急襲」であったがアラブ側の抗議により公開が見送られ、10年経って「サンダーボルトGO」とタイトル変更がされてから上映が許可された。
 これを見たのはずいぶん前で正直内容は良く覚えていない。出来ればもう一度見で他の映画と比べてみたい。

 2:エンテベの勝利
監督:マーヴィン:チョムスキー
出演:カーク・ダグラス、エリザベス・テイラー、アンソニー・ホプキンズ
 こちらも上記と同様の理由により公開が見送られた映画。最近友人から借りて見たが、豪華キャストのわりには真実味が感じられず、いかにも「作った」という感じを受けた。ちょっと期待はずれだった。
 内容とは関係ないが、髪の毛ふさふさのアンソニー・ホプキンズを見たのはこの映画が初めてだった。

 3:サンダーボルト救出作戦(ヨナタン作戦)
監督:メナヘム・ゴラン
出演:ヨラム・ガオン、アリック・ラビー、クラウス・キンスキー、アッスィ・ダヤン
 私がイスラエル好きと言うのもあるが、3本の中では最も事実に基づいて作られた映画だと思う。政府、国防軍の全面協力を得ての製作で映像も非常に迫力がある。30年前の映画なので、ストーリーの流れはゆっくりしている感じがするが、それだけ訴えてくるものがある。クライマックスの戦闘シーンはさすがにスピーディーで迫力満点。

 私は映画観賞は全くの素人でとても評など出来ないので、上記に書いた感想はあくまでも個人的感想だ。
いずれにしても3つ目の映画は多くの人に見てもらいたい。

エンテベ作戦2

 今朝のY新聞の朝刊にはまた、イスラエル非難の記事が載っていた。
 「イスラエルには報復の伝統がありエンテベ作戦もその一つ」「たった一人のためにガザに5000人の兵を投入させる」などとテロからの人命救出の困難さを全く無視した内容だ。
 しかし一体なぜ人命救出が「報復」になるのだろうか?相手がテロリストであることを忘れているのではないか?それとも日本のマスコミはテロの味方なのか?
 このようなマスコミのテロリズムに対する甘い見方が、日本でも拉致問題を数十年もほったらかしにした原因となり、今でも解決の大きな妨げになっているのではないだろうか。

 報道に関しては書きたいことがたくさんあるが、正論ばかり述べていても面白くないので話を本題に戻す。

 さて今朝のY新聞では非難の的となっていたエンテベ作戦だが、当時はこれがきっかけとなって、多くの国々がイスラエルを範としてテロ対策に力を注ぎ始めることになる。それまで国際テロに対して手をこまねいていることが多かったが、テロリズムに対する認識がガラリと変わった。

 この作戦が成功したのは本当に奇跡的だが、その理由には軍が多年にわたる訓練を重ねていたことが大きい。またそれ以上に短期間で必要な情報収集が出来たことが重要な原因と考えられている。
 実はこの数年前にはイスラエル軍がウガンダ空軍を訓練していて、その際撮影した写真や動画が作戦のため多数使われた。またエンテベで先に開放された人質達の証言で犯人の人数や動向なども知ることが出来た。
 更にはエンテベ空港の旧ターミナルの建設にはイスラエルの会社が携わっており、設計図なども簡単に入手できた。そのため同じモデルをつくって短期間で訓練をで行うことが出来た。
 次々と天の佑助があったというべきか。

 エンテベ作戦の成功が世界に影響を与え多くの人の感動を呼んだ証拠の一つに、3つの映画が制作されたことが挙げられる。
 次回はこれらの映画の情報を少し紹介する。

エンテベ作戦

 30年前の1976年7月3日は有名な「エンテベ作戦」が遂行された日だ。これは後に3本もの映画にもなり、世界的に有名な人質救出作戦だ。
 元は非常な迅速さが要求されたため「サンダーボルト作戦」と呼ばれた。当時この作戦遂行中に殉職した中佐の名をとって「ヨナタン作戦」とも呼ばれている。

 1976年6月27日(日)テルアビブ発アテネ経由パリ行きのエアフランス139便が、アテネ空港離陸後20分の地点でハイジャックされた。犯人は2人のドイツ赤軍のテロリストと2人のパレスチナ解放戦線のアラブ人テロリスト。彼らの要求は服役中のテロリスト53名―イスラエル40、西ドイツ6、ケニア5、スイスとフランスかく1名―の釈放だった。
 彼らはリビアのベンガジで給油後、乗客228人と乗務員12人全員をウガンダのエンテベ空港に連れて行った。ウガンダは独裁者イディ・アミンの支配下でテロ友好国家だった。そこで他のテロ仲間も加わりウガンダ軍もテログループに協力した。
 テロリスト達は約100名のユダヤ人及びイスラエル人とそうでない人達に分けて、ユダヤ人とイスラエル人以外をみな釈放した。
 人質はエンテベ空港の古いターミナルに監禁された。

 イスラエルはそれまでも一貫してテロリズムに対しては一切譲歩しない立場をとってきた。しかし今度ばかりは、政府の首脳達は非常に苦しんだ。3800kmも離れたウガンダへの軍事行動は不可能だと思われたからだ。しかしシモン・ペレス国防相は救出作戦を決してあきらめなかった。
 そして、ウガンダとの交渉と共に秘密裏に救出作戦計画も同時に進められた。
人質の家族からの圧力もあり、閣議はテロリスト要求の囚人釈放の方へ傾いていたが、最終的には救出作戦遂行は承認され実行された。

 特殊部隊は4機の軍事機でエンテベに向かい、「サンダーボルト」の名の通りものすごいスピードでテロリスト達を倒し人質を救出した。犠牲者は出たが考えられないほどの少数で、その成功は世界中に認められた。そして世界中のテロ対策への認識を変えた。

 まだ書くことはたくさんあるが続きは次回に載せる。
プロフィール

ヨハナン

Author:ヨハナン
「イスラエルの風」へようこそ
ヘブライ語教室マアヤン・リナーの講師、児玉直純です。
福岡で、おそらく九州で唯一のヘブライ語教室です。また翻訳・通訳をしています。
http://www1.bbiq.jp/maayan-rinnah/index.html

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